現況測量に関するご相談について

現況測量とは

【想定される場面】
現在の土地のおよその面積を知りたい方
・概ねの配置図等の図面を作成したい
 など…

 現況測量は、土地や建物の現在のおおよその状態を把握するために行われる測量です。この測量は、土地の形状や面積、高低差、道路との接続部分などを記録し図面化します。現況測量は、土地境界確定測量とは異なり隣地との境界を確定するものではありませんので境界立会い等は行わないため安価で、期間も短くて済みます。土地の売買や建築計画など、さまざまな場面で必要とされます。

現況測量の方法

 現況測量には、以下のような最新の技術が使用されます。当事務所では原則としてトータルステーションを使用し現況測量を行います。

  • トータルステーション: 高精度な角度と距離の測定が可能です。
  • ドローン測量: 広範囲の測量に適しており、上空からの写真を解析して図化します。
  • 3Dスキャナー: 360度回転してスキャンデータを取得し、詳細な点群データを生成します。

現況測量の流れ

  1. 現地調査: 測量機器を使用して現地のデータを収集します。
  2. データ解析: 収集したデータを専用ソフトで解析し、図面を作成します。
  3. 図面作成: 測量結果を基に、現況測量図を作成します。

費用について

現況測量の費用は、土地の状況や依頼する専門家によって異なりますが、一般的な費用の目安は以下の通りです。

1.相場
・費用相場:概ね約5万円~10万円。
・追加費用:土地の形状や面積によっては、追加の測量費用が発生することがあります。

2.その他の費用
・現地調査費用:土地の現況を確認するための調査費用がかかる場合があります。
・書類作成費用:申請書や必要書類の作成にかかる費用。

 具体的な費用は、土地の状況や依頼する専門家によって異なるため、事前に見積もりを取ることをお勧めします。ご不明な点があれば、土地家屋調査士に直接お問い合わせください。

まとめ

 現況測量は、土地や建物の現状を把握するための測量です。最新の技術を駆使して行われる現況測量は、土地の売買や建築計画など、さまざまな場面で役立ちます。専門家に依頼することで、作業や手続きがスムーズに進みますのでお気軽にご連絡・ご相談頂ければと思います。

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